ブラッシュアップテスト No.6

次の記述の中で正しい組み合わせを選べ。

a. FT線維はST線維と比較するとミオシンATPase活性が高い。
b. FGはSOに比べ収縮力が弱い。
c. 速筋はタイプⅠ、遅筋はタイプⅡと呼ばれることがある。
d. 一般にSO線維は毛細血管網がよく発達している。

①aとb
②aとd
③bとc
④bとd

②aとd

筋肉を構成している筋線維は3つに大別できます。
FG(FT)線維(速筋線維=白筋線維)fast twitch glycoltic(タイプⅡb)
FOG線維(中間筋)fast oxidative glycoltic(タイプⅡa)
SO(ST)線維(遅筋線維=赤筋線維)slow twitch glycoltic(タイプⅠ)
SO線維は一般に収縮力は弱いのですが、持久力に長けている筋線維で毛細血管網も発達しています。FT線維はST線維と比較するとミオシンATPase(アーゼ)活性が高い性質を持っています。このミオシンase活性というのはATPが分解してミオシンフィラメントへアクチンフィラメントが滑り込んでいくためのエネルギーを出す反応の速度を表しています。つまりミオシンase活性が高いということは筋線維の収縮の速度が速いことを意味しています。

次の記述の中で誤っている組み合わせを選べ。

a. 腓腹筋、眼輪筋などは速筋線維が多く含まれている。
b. 中臀筋はFG線維を多く含んだ骨格筋で持久性に優れている。
c. 脊柱起立筋は遅筋線維を多く含んだ筋肉ではあるが、あまり高頻度で鍛えるべきではない。
d. 速筋線維が多い運動選手では、酸素摂取量が多い傾向にある。

①aとb
②bとd
③aとc
④cとd

②bとd

中臀筋は骨盤の安定性を保つ筋肉で、持久性に富んだ遅筋線維を多く含んでいます。一般にこの遅筋線維の多い人ほど体重当りの最大酸素摂取量は多い傾向にあります。

次の収縮様式で発揮する力が高いと思われる順に並べよ。

等尺性収縮
伸張性収縮
短縮性収縮

伸張性収縮、等尺性収縮、短縮性収縮

筋力発揮の様式のなかで一番最高値を示すのは伸張性収縮です。ついで、等尺性収縮、そして最も小さい筋力発揮をするのは短縮性収縮です。例えばベンチプレスの1RMが100kgだとしたら、その人の伸張性収縮力は120kg、等尺性収縮では110kgになります。

腕立て伏せを行うとき、肘を曲げる動作は(      )筋による(          )収縮で、肘を伸ばす動作は(       )筋による(        )収縮である。

上腕三頭筋、伸張性収縮、上腕三頭筋、短縮性収縮

上腕三頭筋は肘関節の伸展、上腕二頭筋は肘関節の屈曲に関与する筋肉です。腕立て伏せでいえば肘を曲げるというのは二頭筋、伸ばすのは三頭筋が使われるような気がしますが、この場合は体重が負荷となるので肘を曲げる時は上腕三頭筋が伸張性収縮、肘を伸ばす時は上腕三頭筋が短縮性収縮となります。

運動後の遅発性筋肉痛はどうのような収縮様式で一番起こると考えられているか?

伸張性収縮

一般に収縮様式によっても筋肉痛の度合いが違ってきます。なかでも伸張性収縮は短縮性収縮に比べて運動後の遅発性筋肉痛が約10倍も痛みを伴うといわれています。

膝関節の内旋・外旋動作は、どのような筋肉の収縮によってもたらされるか答えよ。

内旋は小臀筋、大腿筋膜張筋
外旋は膝窩筋、半腱様筋、縫工筋、薄筋

膝関節を屈曲することによって膝関節の内旋と外旋といった動きが可能になります。その理由は膝関節の内側、外側にある内側側副靭帯、外側側副靭帯が緩むからです。

次の記述の中で正しい組み合わせを選べ。

a. 足関節には距腿関節と距骨下関節がある。
b. 足関節の内反は回内、外反は回外と呼ばれる。
c. 内反に関与する筋肉として後脛骨筋、長母指屈筋、長指屈筋などがあげられるが、前脛骨筋は内反に関与しない。
d. 一般に内反捻挫を起こしやすい人は長腓骨筋、短腓骨筋、長指伸筋を強化したほうが良いといわれている。

①aとb
②aとc
③aとd
④bとc

③aとd

足関節の内反は回外、外反は回内とも呼ばれています。内反に関与する筋肉は主に後脛骨筋、長母指屈筋、長指屈筋ですが、前脛骨筋も内反に関与します。

足関節の動きに於いて、内反より外反の方が可動域が大きい。

○ or ×

×

足関節の外反より内反の方が大きく動きます。その理由は脛骨側と腓骨側の関節窩の深さが異なっているということと靭帯の強さが影響しているようです。

次の記述の中で誤っている組み合わせを選べ。

a. ヒラメ筋はSTが多く含まれている。
b. ヒラメ筋を主動筋として鍛えようと思うのであれば、スタンディング・カーフレイズよりシーテッド・カーフレイズの方が良い。
c. 腓腹筋は単関節筋である。
d. 背屈はヒラメ筋、腓腹筋の収縮によってもたらされる。

①aとb
②aとd
③bとc
④cとd

④cとd

ヒラメ筋は持久性の高いST線維で構成されています。ヒラメ筋は足関節をまたいだ、いわゆる単関節筋ですが腓腹筋は足関節及び膝関節といった2つの関節をまたいでいる筋肉で二関節筋と呼ばれる筋肉でもあります。スタンディング・カーフレイズではヒラメ筋、腓腹筋の両方が、シーテッドカーフレイズは主にヒラメ筋を鍛えることができます。

下腿三頭筋はヒラメ筋、腓腹筋の総称した呼び名である。

○ or ×

次の記述の中で正しい組み合わせを選べ。

a. 椎間板ヘルニアとは椎間板の中にある髄核が線維輪を突き破り、脊髄を圧迫することにより発生する。
b. 一般に胸椎後湾症になっている人は腰椎椎間板ヘルニアになりやすいといわれている。
c. 腰椎の前湾が過剰になると椎骨の棘突起を骨折することがある。
d. 脊椎分離症、すべり症は第1~2腰椎で発生しやすいといわれている。

①aとb
②aとc
③bとc
④bとd

②aとc

椎間板ヘルニアは椎間板の中の髄核が線維輪という膜を突き破り、脊髄を圧迫する障害です。一般に椎間板ヘルニアが発生しやすい姿勢は腰椎前湾症といわれています。腰椎前湾症はヘルニアだけではなく、脊椎分離症、すべり症といった障害を発生しやすい姿勢でもあります。脊椎分離症、すべり症は第3~第5腰椎で発生しやすい障害です。

次の記述の中で正しい組み合わせを選べ。

a. オスグッド・シュラッデル病は成人に多く発生する。
b. ハードラーズ・ストレッチを行うと膝関節の外側側副靭帯を損傷する危険性が高い。
c. ジャンパーズ・ニーとランナーズ・ニーは基本的に同じ傷害である。
d. 膝関節の内側側副靭帯を損傷すると、半月板までその被害が及ぶことがある。

①aとb
②aとd
③bとd
④cとd

④cとd

成長期に大腿四頭筋は過度に使うと膝関節の下部が痛むことがあります。それをオスグッド・シュラッデル病といいます。膝関節の内側には内側側副靭帯と呼ばれる靭帯がありますが、ハードラーズ・ストレッチと呼ばれるストレッチを行うとここを損傷してしまう可能性があります。また、内側側副靭帯は半月板とつながっているので内側側副靭帯を強く引き伸ばしてしまうと半月板が裂けてしまうことがあります。

次の記述の中で誤った組み合わせを選べ。

a. 肉離れをしてしまったら、即座にマッサージをしなければならない。
b. 肉離れのときは捻挫のときと同様、RICE処置をしなければならない。
c. 肉離れとは一部の筋肉が断裂することをいう。
d. ストレッチ程度のエクササイズでは肉離れになることはない。

①aとb
②aとd
③bとc
④bとd

②aとd

肉離れをしてしまったら即座にRICE処置をしなければなりません。RICEとは外傷を生じた時の応急処置のテクニックでRはrest(安静)、Iはice(冷却)、Cはcompression(圧迫)、Eはelevation(高挙)で、以上の頭文字をとってRICE(ライス)といいます。肉離れは筋線維が一部断裂した状態のことで捻挫の時と同様、RICE処置をしなければなりません。肉離れの直後にマッサージをしてしまうと更に損傷部位を悪化させてしまうことがあります。

膝蓋軟骨軟化症の原因となる可能性が高いのは次のどの筋肉の筋力が不足していると考えられているか?

①内側広筋
②外側広筋
③大腿直筋
④中間広筋

①内側広筋

膝蓋軟骨軟化症は膝蓋骨が外側へずれる度合いが高くなると発生しやすくなります。そこで膝蓋軟骨軟化症を予防するには内側広筋を鍛える必要があります。

次の記述の中で正しい組み合わせを選べ。

a. 捻挫を起こしやすい人がシューズを選ぶ場合、ソールの甲皮が比較的硬く、左右の安定性の高いものを選ぶ必要がある。
b. ランニングにおいてのシンスプリントを予防するには前脛骨筋を強化する必要がある。
c. 足底筋膜炎になるとランニングを行うとその部位が痛むが、ジャンプ動作ではさほど痛まない。
d. 一般に内反捻挫より外反捻挫の方がその発生率は低い。

①aとb
②aとc
③bとc
④bとd

①aとb

足底筋膜は足裏の土踏まずのアーチを支える厚い膜でランニングやジャンプ動作の時の衝撃を吸収する役目をはたしています。足関節の靭帯には内側側副靭帯(三角靭帯)と外側側副靭帯(前距腓靭帯、後距腓靭帯、踵腓靭帯)と呼ばれる靭帯がありますが、内側より外側の方が丈夫なので、外反捻挫より内反捻挫の方が発生率が高いようです。

カルシウム吸収にはビタミン(   )が必要不可欠である。

ビタミンDはカルシウム吸収を高めるビタミンです。

インスタント食品、清涼飲料水などには多くのリンが含まれる。

○ or ×

カルシウムは骨や歯の材料になるばかりでなく、神経細胞や骨格筋での情報伝達にも関わります。燐の摂取量が多すぎると食べたカルシウムの吸収が妨げられます。スナック菓子や清涼飲料水には多くの燐が含まれています。

次の記述の中で正しい組み合わせを選べ。

a. 一般に男性より女性の方が骨が脆くなりやすい。
b. カルシウムの吸収率を高めるためにはリンの摂取も必要不可欠なので、その摂取量は多ければ多いほど良いといわれている。
c. UVブロックやUVカットなどの紫外線を遮る化粧品を多く使用すると、骨が脆くなってしまう可能性がある。
d. カルシウムとタンパク質は一緒に摂取した方が良い。

①aとb
②bとc
③aとc
④aとd

③aとc

燐の摂取はある限度を持って摂取する必要があります。カルシウムはタンパク質と一緒に食べると吸収率が悪くなってしまいます。

鉄の吸収率を高めるビタミンはなにか?また、吸収を遮る成分はなにか?

ビタミンC、タンニン酸

鉄の吸収率を高めるビタミンはビタミンCです。お茶やコーヒーなどに含まれるタンニン酸は鉄分の吸収を妨げてしまいます。

ヘモグロビンは(       )と(        )の化合物である。そのためヘモグロビン量を増やすためにはこれらのミネラルを多く摂る必要がある。

鉄、タンパク質

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運営者情報

当サイトの編集長の佐藤伸一(さとうしんいち)です。 フィットネスクラブ、体育施設、大学などでトレーナーとして18年間活動してましたが、約10年前にカイロプラクターとして第二の人生を歩み出しました。 そして2016年4月に第三の人生を歩み出しました。
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