ブラッシュアップテスト No.5

次の記述の中で正しい組み合わせを選べ。

a. 一般に18歳くらいで人成長ホルモンの分泌は減少し、成長もストップする。
b. 脳下垂体から分泌されるホルモンにはテストステロンがある。
c. 人成長ホルモンが多量に分泌されると巨人症になる。
d. 人成長ホルモンの分泌量は個人差がある。

①aとb
②aとc
③bとc
④cとd

④cとd

身体は20歳くらいまで成長するといわれています。この成長を促す物質の1つが脳下垂体前葉(のうかすいたいぜんよう)から分泌される『人成長ホルモン』です。人成長ホルモンが過剰に分泌されると巨人症、逆に分泌量が極端に少ないと小人症になってしまいます。成長ホルモンの分泌には個人差があり、性差があります。

次の記述の中で正しい組み合わせを選べ。

a. 人成長ホルモンはウエイト・トレーニングによって分泌量が促される。
b. 骨格筋肥大に効果的なウエイトは1~3RMである。
c. 入眠期の浅い眠りの時には人成長ホルモンが多量に分泌される。
d. 人成長ホルモンの分泌が高まっている状態の時にプロテインやアミノ酸を摂取することは筋肥大に効果的である。

①aとb
②aとc
③aとd
④bとc

③aとd

人成長ホルモンの分泌量が高くなるタイミングは一日に二回あります。ヘビー・ウエイト(重負荷)・トレーニング終了後、1~2時間と、入眠期の深い眠りのときです。このタイミングに合わせ高タンパク質の食事を摂取することはとても重要です。なお筋肥大に効果的なウエイトは10RMといわれています。

次の記述の中で誤っている組み合わせを選べ。

a. 身体の成長にはテストステロンが重要な働きをしている。
b. 女性には男性ホルモンがない。
c. 男性ホルモンの分泌を促すにはエアロビック・エクササイズが効果的である。
d. 人成長ホルモンはトレーニング終了後、約1~2時間は血中レベルが高い。

①aとc
②aとd
③bとc
④bとd

③bとc

筋肉の肥大と男性ホルモンの関係には密接な関係があります。つまり、男性ホルモンの分泌量が多いほど筋肉は肥大しやすくなります。女性にも男性ホルモンはありますが、当然、男性ほどありません。このようなことから女性はヘビー・ウエイト・トレーニングを行ったとしても男性ホルモンの分泌量の関係から筋肥大は起こしにくいといえます。男性ホルモンの代表はテストステロンです。

次の記述の中で正しい組み合わせを選べ。

a. 単位面積あたり(1cm2)の筋力には男女差はない。
b. 筋の単位断面積1cm2あたり約6kgの力が発揮できる。
c. 筋力の向上には神経はあまり関係ない。
d. トレーニングの初期には筋断面積は飛躍的に増える。

①aとb
②aとc
③bとc
④bとd

①aとb

筋の単位断面積あたり(1cm2)の筋力には男女差がなく、約6~9kg/cm2といわれています。では、なぜ人によって筋力の差があるのかというと、まず第1に筋肉の断面積が考えられます。筋力は筋肉の断面積が大きいと比例して大きくなります。つまり女性より男性の方が、子供より大人の方が筋力が強いといった具合です。第2に神経の働きが考えられます。例えば、同じ筋肉量を持っている人を比較しても筋力の強い人と弱い人がいるというのは神経の働き方が人によって違うからです。人間の最大筋力を100%で表すと、普段、比較的身体を動かしている人でも70%程度の筋力しか発揮できないといわれています。つまり残り30%の筋力は使えないでいるのです。(最大筋力発揮(100%)を生理的限界、70%の筋力発揮を心理的限界といいます)しかし、この心理的限界には個人差があり(勿論、生理的な限界も人により個人差があります)、普段、ヘビーなウエイトでトレーニングをしている人のほうが、していない人に比べ心理的限界は高く、生理的な限界と心理的限界の差は少なくなります。この様な人の状態を『神経の働きが良い』といいます。

同じ大きさの羽状筋と紡錘状筋とでは羽状筋の方が大きな力を発揮する。

○ or ×

中臀筋や内転筋群の筋力が強くなるとトレンデレンブルグ現象が現れることがある。

○ or ×

次の記述の中で正しい組み合わせを選べ。

a. 腸腰筋とは大腰筋と腸骨筋の総称である。
b. ハムストリングスとは大腿二頭筋と半腱様筋と半膜様筋の総称である。
c. 股関節の内転を司る筋肉は中臀筋と小臀筋である。
d. 内転筋群には大内転筋、小内転筋、長内転筋などがある。
①aとb
②aとd
③bとc
④bとd

①aとb

腸腰筋(ちょうようきん)は大腰筋(だいようきん)、腸骨筋(ちょうこつきん)の総称です。腸腰筋には股関節を曲げる(屈曲作用)働きがあります。ハムストリングスは大腿ニ頭筋、半腱様筋(はんけんようきん)、半膜様筋(はんまくようきん)の総称で膝関節(しつかんせつ)の屈曲と股関節を伸展させる作用があります。股関節の外転を司る筋肉は中臀筋、小臀筋です。内転筋群とは長内転筋、大内転筋、短内転筋、恥骨筋、薄筋(はっきん)の総称です。

次の記述の中で誤っている組み合わせを選べ。

a. 股関節の外旋筋には主に7つの筋肉が関与している。
b. 股関節の内旋筋とは大臀筋と大腿筋膜張筋である。
c. 股関節には腸骨大腿靭帯の存在が重要である。
d. 靭帯が関節の可動域に影響を及ぼすことはない。

①aとb
②aとc
③aとd
④bとd

④bとd

股関節を外旋させる筋肉には外閉鎖筋(がいへいさきん)、内閉鎖筋(ないへいさきん)、上双子筋(じょうそうしきん)、下双子筋(かそうしきん)、梨上筋(りじょうきん)、大腿方形筋(だいたいほうけいきん)の6つがありますが、大臀筋も共働筋として股関節の外旋動作に関与します。股関節の内旋させる筋肉には小臀筋、大腿筋膜張筋(だいたいきんまくちょうきん)などがあります。股関節には非常に丈夫な靭帯がいくつか存在し、それらの靭帯によって股関節は非常に安定した関節となっているのです。しかし、反面、これらの靭帯によって可動域が制限を受けている事実も理解しなければなりません。股関節にある代表的な靭帯は腸骨大腿靭帯(ちょうこつだいたいじんたい)です。

次の記述の中で誤っている組み合わせを選べ。

a. 膝関節は球関節である。
b. 膝関節にある内側側副靭帯と外側側副靭帯によって下腿の内旋と外旋が制限される。
c. 膝関節の中には前縦靭帯と後縦靭帯がある。
d. 膝関節には半月板がある。

①aとb
②aとc
③aとd
④bとd

②aとc

膝関節は蝶番関節と呼ばれる関節構造をしています。膝関節には、その安定性を高めるためにいくつかの靭帯が存在します。膝関節の内側部分にある靭帯を内側側副靭帯(ないそくそくふくじんたい)、外側部分にある靭帯を外側側副靭帯(がいそくそくふくじんたい)といいます。膝は屈曲させると外内側側副靭帯は緩むので下腿のわずかな内旋、外旋ができるようになります。膝関節を作りだしている大腿骨と脛骨(けいこつ)の間には半月板と呼ばれる軟骨組織があります。半月板には膝関節の安定性を高めたり、大腿骨と脛骨の接触点に加重が集中させないようにする働きがあります。前縦靭帯(ぜんじゅうじんたい)、後縦靭帯(こうじゅうじんたい)は脊椎にある靭帯です。

内側広筋と半腱様筋と半膜様筋は二関節筋である。

○ or ×

女性は虚血性心疾患になりにくい原因の1つには女性ホルモンの存在があげられる。

○ or ×

糖尿病にはIDDMとNIDDMがある。

○ or ×

QOLとは日本語では何と訳されているか?

QOLとはquality of lifeの略で、日本語では『生活の質』と訳されています。

水泳はエアロビック・エクササイズと言われているが必ずしもそうとは言えない。

○ or ×

水泳は通常、エアロビック・エクササイズに属する運動とされています。しかし、水泳がエアロビック・エクササイズになるかどうかは個人差によります。例えば、あまり泳げない人にとって水泳はどちらかというとエアロビック・エクササイズ(有酸素運動)というよりアネロビック・エクササイズ(無酸素運動)に近いからです。ある運動がエアロビック・エクササイズ(有酸素運動)と呼ばれるためには主に大筋群を使うこと、継続的であること、リズミカルであることという3条件を満たす必要があります。つまり泳げない人は継続的に行うことはできないので、水泳がエアロビック・エクササイズ(有酸素運動)であるとはいえないのです。

エストロゲンが不足すると虚血性心疾患が発病する危険性が高くなる。

○ or ×

この問題はQ11と同じ問題です。男性と女性を比べると女性の方が虚血性心疾患になりにくい傾向があります。原因の1つとして考えられるのがエストロゲンと呼ばれる女性ホルモンの存在があげられます。このエストロゲンが女性の血圧や血液の中のコレステロール値を正常に保ってくれているのです。つまり、閉経期以降の女性はエストロゲンが不足するので男性と同様に虚血性心疾患を発病する危険性が高くなります。

栄養と栄養素は同じ意味である。

○or×

×

栄養とは必要な『栄養素を過不足なく、身体に取り込んでいる状態』を指します。人が様々な食品をバランス良く食べ、それらを消化吸収している状態を『栄養が良い』といいます。栄養素とは食品の中に含まれているものでビタミン、ミネラル、タンパク質、脂質、糖質などです。タンパク質、糖質、脂質をまとめて熱源素といい、ミネラルやビタミンは微量栄養素といいます。

厚生労働省によるとカルシウムと鉄が不足している日本人が多い。

○or×

厚生労働省によると主な栄養素は十分摂取されているのですが、カルシウム鉄の摂取量は不足しているそうです。

分岐鎖アミノ酸(BCAA)には(      )と(      )と(      )がある。

BCAA、バリン、ロイシン、イソロイシン

タンパク質は約20種類のアミノ酸でできています。その中には体内の中では作られない必須アミノ酸と呼ばれるものがあります。必須アミノ酸の中には分岐鎖アミノ酸(BCAA)があり、バリン、ロイシン、イソロイシンなどがそれです。

普通に生活をおくっている人のたんぱく質摂取量は体重1kgあたり(   )gである。

1.08g

普通の生活を送っている人は体重1kgあたり1.08gのタンパク質を摂取する必要があります。

1g当りのたんぱく質とグリコーゲンのエネルギー発生量は同じである。

○ or ×

1gあたりのタンパク質と糖質の熱量は約4kcalです。

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当サイトの編集長の
佐藤伸一(さとうしんいち)です。
フィットネスクラブ、体育施設、大学などでトレーナーとして18年間活動してましたが、約10年前にカイロプラクターとして第二の人生を歩み出しました。
そして2016年4月に第三の人生を歩み出しました。
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