ブラッシュアップテスト No.1

呼吸筋の正しい組み合わせを選べ。但し、安静時状態に於いて主たるものとする。
a. 外内肋間筋 b. 大胸筋 c. 腹直筋 d. 横隔膜

①aとb
②cとa
③bとd
④aとd

④aとd
肋骨と肋骨の間にある外肋間筋(がいろっかんきん)、内肋間筋(ないろっかんきん)が収縮することにより胸郭(きょうかく)が上下し、息を吸ったり吐いたりすることができます。さらに、肺の下方には横隔膜(おうかくまく)と呼ばれるドーム状の膜が存在しますが、これが上下することにより肺内の圧が変わり、息を吸ったり吐いたりすることができます。前者による呼吸を胸式呼吸、後者による呼吸を腹式呼吸といいます。一般的に外内肋間筋、横隔膜を合わせて呼吸筋と呼びます。大胸筋も腹直筋も呼吸筋として動員されることはありますが、それは運動時であって安静時状態の時は外内肋間筋、横隔膜のみと考えたほうが良いでしょう。

呼吸機能について正しい組み合わせを選べ。
a. 男性は一般に胸式呼吸である。
b. 肺で起こるガス交換を内呼吸という。
c. 呼吸筋には外内肋間、横隔膜などがある。
d. 呼吸運動は呼吸中枢で調整される。

①aとb
②aとc
③cとd
④aとd

③cとd
女性の場合は胸式、男性の場合は腹式呼吸になることが多いと言われています。女子の場合、妊娠すると子宮が大きくなり、横隔膜が上方向に押し上げられ、腹式呼吸が困難になってしまうので、先天的に胸式呼吸が有利になっているそうです。肺内で起こるガス交換は外呼吸といいます。内呼吸は毛細血管で行われます。cとdは問いどおりです。

肺活量は(          )と(          )と(          )の和である。

一回換気量、予備吸気量、予備呼気量

自然に息を吸って吐いてという一連の動作を一回換気量(約500ml)といいます。しかし、もっと息を吸おうと思えば吸えますし、吐こうと思えばもっと吐くことができます。前者を予備吸気量(約2000ml)、後者を予備呼気量(約1500ml)といいます。これら一回換気量、予備吸気量、予備呼気量の和のことを肺活量(約4000ml)といいます。

1分間の換気量は(         )といい(         )と(         )の積で表される。また、成人の1分間の換気量は(  )~(  )㍑/分である。

毎分換気量、一回換気量、呼吸数、6、8

肺換気量の増大の要因は何か?
①横隔膜と外内肋間筋の筋力の増大。
②腓腹筋とハムストリングスの筋力増大。
③気管支の直径増大。
④口の大きさ

①横隔膜と外内肋間筋の筋力の増大。

腓腹筋は下腿部後面、ハムストリングスは大腿部後面の筋肉群です。当然、肺活量とはなんの関係もありません。③④は大きければたしかに違うのでしょうが、トレーニングなどにより後天的に変化することはありません。

以下の中で最も小さい骨格筋組織はどれか?
①筋線維
②フィラメント
③筋束
④筋原線維

②フィラメント
問いにある選択肢は全て筋組織です。大きいものから順に筋束、筋線維、筋原線維、フィラメントです。更にフィラメントには2種類あり、太い方をミオシン、細い方をアクチンといいます。

筋鞘(きんしょう)が覆っている組織はどれか?
①骨格筋
②筋束
③筋線維
④筋原線維

③筋線維

筋線維は筋原線維と呼ばれる線維状の細胞で構成されています。この筋線維を覆っている組織は筋鞘(きんしょう)です。

アクチン・フィラメントは(        )と呼ばれる線維状の膜につながっている。

Z膜

フィラメントの滑走は筋原線維内に(            )が流れ込んで起こる。

カルシウムイオン

神経線維から骨格筋を活動させる命令が伝わると筋原線維内にカルシウムイオンが流れ込み、その刺激を受け筋肉の収縮(フィラメントの滑走)が起こります。

骨格筋には1つの関節、あるいは複数の関節をまたいで付着している。前者を(        )と呼び、後者を(         )と呼ぶ。また、(         )の方が複雑な動きができる。

単関節筋、多関節筋、多関節筋

ルーの法則の記述せよ。(3つ)

① 筋肉は適度に使うと発達する。 ② 筋肉は使わないと萎縮する。 ③ 筋肉は使いすぎると萎縮する。

トレーニングの3大原理を記述せよ。

過負荷(オーバーロード)の原理、可逆性の原理、特異性の原理

過負荷の原理とは『普段常用しているよりも強い負荷でトレーニングを行わないと体力は向上しない』という原理のことです。可逆性の原理とは『トレーニングで得られた能力はトレーニングを行っている間は維持されるが、止めてしまうと徐々に消失していく』という原理のことです。特異性の原理とは『トレーニングの効果はトレーニングをした内容により、特異的に向上する』という原理のことです。

トレーニングの5大原則を記述せよ。

漸進性の原則、継続(はんぷく)性の原則、全面性の原則、意識性の原則、個別性の原則

漸進性の原則とは『トレーニングの強度や量は段階的に増加させなければならない』という原則のことです。反復継続性の原則とは『トレーニングの効果を得るためには継続的に行わなければならない』という原則のことです。全面性の原則とは『ある体力要素を向上させたいのであれば、他の要素も同じ体力レベルにまで向上させなければならない』という原則のことです。意識性の原則とは『トレーニングを行うにはその目的を良く理解させなければならない』という原則のことです。
個別性の原則とは『個人により体力的レベルなどに違いがあるので個人差を考慮してトレーニングを指導しなければならない』という原則のことです。
これらトレーニングの5大原則はプログラムを作成、指導を行う際に、とても重要な原則となります。

トレーニングの3条件を記述せよ。

運動強度、時間、頻度

運動プログラムを作成する際は、運動強度、時間、頻度を考慮して作成されなければなりません。

いわゆるアイソメトリック・アクティビティにおいて最大筋力の(    )%のときは血液の流動はほとんど止まっている。

50

全身持久力の最も科学的な尺度は次のどれか?
①VO2max
②RPE
③ROM
④MET’S

①VO2max

VO2maxとは最大酸素摂取量のことで、一分間あたりに体内に取り込める酸素量のことで、全身持久力の科学的尺度として用いられます。RPE(主観的運動強度)は運動を実施している人が運動の強さをどの程度に感じているのかを調べるときに用います。心理的な指標となりますが科学的なものとはいえません。ROMは関節の可動域を表す範囲のことです。

全身持久力の向上という点から考えると望ましい運動時間は次のどれか?
①1~5分
②5~10分
③20~60分
④90~120分

③20~60分

解答はACSM(アメリカスポーツ医学会)の指針によるものです。

全身持久力の向上という点から考えると望ましい運動頻度は次のどれか?
①2週間に1度
②週に4~5回
③週1回
④1ヶ月に1回

②週に4~5回

解答はACSM(アメリカスポーツ医学会)の指針によるものです。

エアロビクスの効果として不適なものはどれか?
①心拍出量の増大
②最大酸素摂取量
③最大換気量の増大
④最大心拍数の増大

④最大心拍数の増大

最大心拍数はトレーニングにより向上(増大)することはありません。その他の選択肢はエアロビクスを行うことにより向上します。

健康に関連した要素の中で最も重要な要素は次のどれか?
①瞬発力
②敏捷性
③筋力
④全身持久力

④全身持久力

全身持久力(スタミナ)は全ての体力要素の中で一番日常生活に密着しているもので、数ある体力要素の中で最も重要な要素です。

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運営者情報

当サイトの編集長の佐藤伸一(さとうしんいち)です。 フィットネスクラブ、体育施設、大学などでトレーナーとして18年間活動してましたが、約10年前にカイロプラクターとして第二の人生を歩み出しました。 そして2016年4月に第三の人生を歩み出しました。
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